計算生物学研究室とは

当研究室では、顕微鏡画像の画像認識(mp4動画(1.8MB)をみてみたい方はこちら)や異常検知、時系列因果推論というテーマで、機械学習や人工知能の技術を、生命現象の解析に応用する研究に取り組んでいます。

発生や老化、疾患などの生命現象のメカニズムをシステムとして理解し、予測・制御する技術を生み出し、新しい生物学的な知識を得る「データ駆動型サイエンス」を目指します。

指導教員の遠里をはじめ、現在は23名の学部生と、6名の修士課程の大学院生が所属し、学会参加などの活動を行なっています。詳細な情報はメンバー紹介イベントギャラリーをご確認下さい。

情報技術の生命科学分野への応用や生物の大規模データ解析に関心がある方、機械学習や人工知能技術の研究、プログラミングに興味ある方、数理モデルの構築やシミュレーションに挑戦してみたい方など、幅広い興味をお持ちの方々の研究参加を募集しています。

研究室とゼミ風景

関連キーワード:バイオイメージインフォマティクス、システムズバイオロジー、ディープラーニング、画像認識、異常検知、因果推論、時系列解析、トランスオミクス解析

ニュース

日時内容
2025年09月11日国際学会にて招待講演:AI系の国際学会 ICoAIT(https://icoait.uad.ac.id)にてAI-Driven Approaches in Bioimage Informatics という内容で招待講演を行いました。
2025年09月03日生命医薬情報連合大会ででポスター発表および口頭発表:名古屋大学の豊田講堂で開催された生命医薬情報連合大会(IIBMP205)に、5人の院生全員神田くん、壬生くん、田中くん、吉田さん、李さんがポスター発表しました。神田くんは若手セレクティッドポスター発表賞を受賞し、口頭発表を行いました。おめでとう!ポスター発表が175件もあったのですが、全員はれて議論が活発に行われたと思います。豊田講堂って良い会場ですね。プログラム委員長やランチョンセミナーの担当をしたのでとても疲れました。。。私を含めて。お疲れ様でした!
2025年07月29日画像の認識・理解シンポジウムでポスター発表:京都国際会館で開催された画像認識の国内学会で、3名の大学院生、壬生くん、田中くん、吉田さんがポスター発表しました。京都は暑かく日帰りがきつかったです。
2025年07月26日国際学会ICONIPの口頭発表に採択 & 口頭発表予定:修了生である清水くんの論文がICONIP2025の口頭発表に採択されました。1029の投稿があったそうですが、口頭発表への採択がなんと62しかなく、高いハードルを超えたことになります。おめでとう!もう一人の院生さんの投稿した原稿は不採択だったので残念でした。
11月20日に清水くんは口頭発表を行うので、会議録が出版されれば、コップを送呈する予定です。
2025年04月01日画像解析に関する書籍を出版:型で実践する生物画像解析 ImageJ・Python・napari という書籍を出版しました。論文投稿編 画像データリポジトリとデータベース — そのしくみと活用法 を担当しました。
2024年12月26日R2次世代生命科学研究会で口頭発表:研究室の修士課程に行くことが決定している学部生(M0)以上の全員を対象に、理化学研究所で行なっているR2次世代生命科学研究会です。今年は本研究室から10名が口頭発表を行いました。
2024年12月10日情報処理学会バイオ情報学研究会にて口頭発表:Science of the Total Environmentという論文誌に、時系列因果推論に関する論文が採択され、12月10日にオンライン公開されました(https://ssrn.com/abstract=4916701)。